とよこさんの道具箱
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わたしのパン作りの理想は「どこの台所に呼ばれても、急に『こんなパンを作ってください』といわれても、特別な器具を使うことなく、その場で思うとおりにおいしく作ってみせること。」です。
このことは、世界を旅してみて、様々な国の職人さん達が、決して最先端ではない様々な道具を使って「これでもか!」というようなおいしいパンを作っているのに出会って、確固たる目標になりました
(でもワッフルやサバラン、クグロフといった、型の名前がパンやケーキの名前になっていて、その型を使わないとそのパンにはならないなんていうのもありますけどね)。

ともあれ、わたしは、普段から家庭の台所にあるものや「使えるな」と思った道具をアレンジしたりしてパン作りをしています。
このページでは、そんなわたしのオリジナルパン作りアイディアの一部をみなさんに紹介します。
だまされたと思って、「竹野豊子流のパン作り」をぜひ試してみてください!!
 
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第一次発酵 普通 オーブンについている発酵機能を使う。
とよこ流 ボールにシャワーキャップ(またはラップ)をかぶせて湯せんにする。(これで発酵に必要な湿度を充分に取る)。

第二次発酵 普通 オーブンについている発酵機能を使う。
とよこ流 水切篭に90℃の熱湯を充たし、篭のはしに菜箸(またはバット)を渡して、そこにボールを乗せます(一次と二次の違いの解説ものせます)。

こねる 普通 まな板やテーブルに粉を敷いてたたく(よごれる)。
とよこ流 パンのこねは最初から最後までボールのなかでやってしまう。

分割&丸め 普通 市販のパンマットなどを購入。
とよこ流 家に眠っているエプロンや前掛けをきれいに洗って天日干しにして使用。


もちろんわたしもプロですから「いわゆる」パン作り道具も使っています。
かっぱ橋(上野稲荷町)の浅井商店さんには、いつもお世話になってます。


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