いよいよパリに入りました。知人が迎えに出てくれて、空港から近いカルフールにバスで案内してくれました。どこから入るのかわからずに、ぐるぐると回り道をしてしまいました。知人曰く「自家用車以外で来たことがない。週末はいつも来る。大型バスの入るところはなく、搬入する商品と一緒なんだね!カルフールに観光に来る人はいないから‥」とのことでした。
まるで大きな屋根付の球場のようなスケールの大きさのところに所狭しと商品がおいてあり、チーズ売り場だけでも20Fはあります。ちょっとレジスターを見ると、大きな大きなカートに入りきれないほど買っている人が並んでいます。こんなたくさんの商品を誰が食べるのか不思議になりました。
ポールの調理パンを買って、ベンチで食べ、ホテルに向かいました。
次の日は自由行動ということで、久しぶりにオペラ座のそばでフランス料理をコースで食べることになりました。フォアグラやトリュフが、運ばれてくるお料理にたっぷりのっているのですが、やはり私の口には合わないのです。日本料理や中華の方が大好きだわ、と再確認しました。このレストランは先日三ツ星に選ばれたといわれ、パリでは元気いっぱいの店として、人気を博していました。
帰国するの日の朝は、火曜日と金曜日のみ開かれるこの地区だけの朝市で、チーズやナッツ入りマカロン、ワッフルなどいっぱい買い込み、また、市内で一番パン屋が多い地区といわれているあのメゾンカイザーのある近辺で朝食をとり、ルヴァン種のお話をシェフから聞き、いよいよこの旅も終わり。
空港へと向かい、旅の終わりを噛みしめました。
パン君、ありがとう。皆さんにもベルギー、フランスのパンを一緒に見ていただくことにします。