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12月「ドイツ・ベルギー、パンの旅」
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 みなさん、お元気ですか？
今日は12月15日、1年あっという間に過ぎました。
12月はオランダ、ベルギーを回り、おいしいパンを食べ歩いてきました。
外がパリパリ、中がサクサクのベルギータイプのバタール。ピストレはパンだけで食べてしまえるおいしさです。
若い人たちは「イタリアやフランスが好き！」といっていますが、ヨーロッパではやはりベルギーのパンや魚料理はびっくりする程豪華で心配りがあり、おいしいような気がしてすきです。毎回そう感じます。
高級感あるレストランで、ビールの種類も多く、黒ビールだけでも「修道院のビール」「普通の黒」「ハーフ」。それにオレンジのビール、さくらんぼのビールなどなど…。また、白ビールなんかもあって、とにかく料理を盛り上げるのです。
コロコロに切ったじゃがいもの付け合わせも味がよく、上機嫌でした。
美術館に入ると、それは見ごたえがあって、ルーブルやメトロポリタン、大英、ウィッヒ、ムゼイドルセイのようにメジャーではないけれど、落ち着いていて、作品も多く広いスペースもまた一層絵を引き立てていました。
日本にも紹介されているマグリットの鳩の絵をはじめ、ゴッホ、カンジンスキー、リックビーダスなど、ゆっくり鑑賞することができました。
ブルーシュではチョコレート向上でお気に入りのチョコをいっぱい作って、おむすびのようなチョコレート菓子を持ち帰りました。
アントワープでは「フランダースの犬」で有名な街の協会、その壮大な画像に「あの少年もルーベンス工房の絵をみたかったのか」なんておもいながら…。
オランダではアムステルダムで過ごしてゴッホの絵を鑑賞しました。ゴッホ美術館ではゴッホの絵ばかり200点以上もあって、3時間でも時間不足でした。
日本では「ひまわり」「自画像」「麦畑」などが有名ですが、ゴッホが絵を書きはじめてから死を選ぶまでの人生と200点以上にも及ぶ心の動きを示す絵を見ていると、今までとは違った鑑賞ができるようになった気がします。
もちろん私の身勝手な解釈からですが…。
作品に触れるとその描いている様子などが自然に浮かんできて、悲しくなったり、一緒に喜びたい気になったりで不思議な気がします。
帰りはクリスマス一色に飾られたパリによりました。
とにかく世界中から観光客。それに土曜日とあって町中歩くこともできないくらい混雑していました。
日本人客が多いと聞いていましたが、世界中の人々が観光バスで集っているという印象でした。
夜景のシャンデリゼ通りがキレイでした。
「何がそんなに魅力なのだろう？」そこに飾られるファッションの色、センス、食…。やっぱり私たちの憧れなのかなあ…。
セーヌ川の一本後ろの日航ホテル近くの道を歩いてみると、高級パン屋さんやチーズ屋さん、洋菓子屋さんがいっぱいあるのですが、そこでもやはり人気の店、不人気の店がハッキリ別れていることに気付きました。
地元の商店街と聞いていますが、みんなパンなどもやっぱり格安でおいしく、また店構えも現代風のものがスキみたいです。
おいしいチーズケーキの店を紹介してもらって孫と一緒にお土産に買ってかえりました。
竹野豊子のパン工房
親しんでいただきながら2000年も終りに近付いてきましたね。
2001年はどういう夢をみなさんお持ちですか？
私はまた1月2日からシリア、ヨルダンを訪ねてみます。
前よりもゆっくり旅ができたら…、といまから愉しみです。 |
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