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7月「パンをたくさん作ること」
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最近メールの数がほんの少し多くなり、リクエストではソフトフランスを焼きたいというお便りがいくつかみられましたので、今月はそのリクエストを元にしてレシピを作り、ソフトフランスをランチボックスで取り上げることにして撮影しました。
私のことですから生地づくりをしているウチに頭の中は作りたいパンがいっぱい浮かんできてしまって、クリームパン、クロワッサン、ウインナー入りパンと、次から次へと手が動いてしまい、気付いてみるとテーブルはみるみるうちにいろんな種類の生地でいっぱいになってしまいました。
次々と生まれてくるパン君は満足そうな顔をしていて、幸せを運ぶ香りで部屋中一杯になりました。
きっとこんなことがあるかな?と先日保健所の指導を受けて、パン販売の許可証を受け、シールなどを作成してありましたので、時間をきめて販売しようということになり、自作のポスター「5時からあつあつパン販売します」をはりました。
出来上がって満足して、教室の部屋におりていくと、どこから集まったのか、香りを嗅いで集まったのか、お金を払っている人、シールを貼って手渡されている人ヒトひと…。
あっという間に300個程の手作りで焼いたパンが全部人の手にわたっていきました。
デジタルカメラにおさまったソフトフランスも何回見てもやっぱりおいしそうで、良い顔をしていました。
「パン君ありがとう」と今日も感謝して一日が過ぎました。
こんなわけで作ってみたいパン皆さんもどんどん寄せて下さい。
今、わが社ではパンとパン料理を作る全国に工場を持つ会社の開発社員の研修をしています。
朝8時から夜7時まで、古い言葉でいうなら修業ですね。
製パン理論を勉強していただき、一回に10キロもの生地を仕込み、汗をかきながら夢中でつくっていると、あっという間に時間が過ぎているのです。
初日はみんなうんざりして、すっかり疲れてしまいました。
2日目になるとパンと会話ができるようになり、生地の扱いも慣れてきたようでした。
ふと粉を見ると一日で20キロもこねているのです。
6人で20キロというと一人3.5キロ。
やっぱり2日連続でしっかり生地を使って作ると上手になるものだと思いました。
研修で気付いたこと、最初は不慣れでも続けて作ることによって上達するのはパンも同じです。
皆さんも香りのよいパンをどんどん焼いて下さいね。 |
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